2000年代半ば、mashroom.jpはコンビニ向け廉価版コミックの企画・編集制作を本格的に展開しました。
政治、社会問題、事件、芸能界、都市伝説。既存の漫画作品を再収録するのではなく、こうした題材を発掘し、一冊のオリジナルコミックとして新たに構成・制作する仕事です。
宙出版をはじめ、ミリオン出版、講談社、徳間書店など、複数出版社からの制作を担当しました。
『タブー地帯』から『アメリカの陰謀』まで
特に多くの作品を手がけた出版社の一つが、宙出版です。
2006年には『東京タブー地帯』『日本タブー地帯』『実録 アメリカの陰謀』などを刊行。その後も『劇画日本の黒幕』『超格差社会の真実』『実録 全国タブー地帯』など、さまざまなテーマのコミック制作に携わりました。
扱う題材は、社会に潜む矛盾や格差、歴史上の人物、政治の舞台裏など多岐にわたります。それぞれの題材から漫画として成立するエピソードを選び、読み物としての面白さを備えた作品へと構成していきました。
ミリオン出版、講談社、徳間書店へと広がる制作実績
制作は宙出版にとどまりません。ミリオン出版では『死の真相』関連の作品群を手がけました。
講談社では、2008年のアメリカ大統領選挙を題材にした『アメリカ大統領選』や、『実録日本のホラー タブーの怪奇村伝説』などを制作。社会問題や時事ニュースから怪奇、都市伝説まで、異なるジャンルの企画に対応しました。
また、徳間書店からもオリジナルコミックの編集制作を受託し、複数の出版社を横断して作品を送り出しました。
企画から作家編成、編集制作までを一括して担当
これらの仕事は、完成した漫画原稿を預かって編集するものではありません。
企画立案から題材の調査・選定、ストーリー構成、漫画原作の制作、漫画家や制作スタッフの編成、編集ディレクション、制作進行まで、一冊のコミックを成立させるための工程を担いました。
複数の漫画家による読み切り作品をまとめる場合にも、一冊としてのテーマや構成を設計し、完成までの制作を統括しました。
作品ごとに異なる題材と作家の個性を組み合わせ、限られた刊行スケジュールの中でオリジナル作品を完成させる。こうした制作経験は、mashroom.jpが培ってきた企画力と編集ディレクション能力の重要な基盤となっています。
出版社を横断した制作体制
2004年の『矢追純一 UFO極秘ファイル』を起点に広がったコンビニ向け廉価版オリジナルコミックの制作実績は、2010年頃までに累計約100冊に達しました。
その背景には、特定の出版社やジャンルに限定されず、企画から完成までを一括して担える制作体制がありました。
題材を見つけ、物語に変え、作家とともに一冊の本を作り上げる。出版社横断で積み重ねたこれらの仕事は、mashroom.jpの編集制作の幅広さを示す実績です。
PROJECT DATA
- プロジェクト:コンビニ向けオリジナル廉価版コミック制作
- 制作時期:2004年〜2010年頃
- 主な出版社:宙出版、ミリオン出版、講談社、徳間書店
- 代表作品:『東京タブー地帯』『日本タブー地帯』『実録 アメリカの陰謀』『劇画日本の黒幕』『超格差社会の真実』『実録 全国タブー地帯』『アメリカ大統領選』『実録日本のホラー タブーの怪奇村伝説』ほか
- 担当:企画立案、題材選定、構成、漫画原作制作、漫画家・制作スタッフ編成、編集ディレクション、制作進行
- 編集制作:mashroom.jp
関連ARCHIVE
編集制作に関するご相談は、CONTACTよりお問い合わせください。
過去の制作実績を当時の出来事の日付で紹介するアーカイブ記事です。



